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東日本大震災から11年:エマニュエル大使が東北を訪問
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3月 17, 2022

ラーム・エマニュエル大使は、3月10日~11日の日程で東北地方を訪れました。東京以外の地域を公式に訪問するのは初めてです。

3月10日、エマニュエル大使は菅原茂気仙沼市長とともに東日本大震災の犠牲者を追悼し、気仙沼市の東日本大震災遺構・伝承館を訪れました。大使は、11年前の震災の犠牲者をしのんで献花を行い、菅原市長や集まった報道陣に「日米の友情に限界はありません」と述べました。そして、震災からの完全な復興にどれだけ時間がかかろうとも、米国は日本の味方であり続けるだろうと述べました。

菅原市長は、津波発生から数週間で気仙沼市の救援に駆けつけた米海兵隊を賞賛し、市の東日本大震災遺構・伝承館を駐日米国大使が訪れたのは今回が初めてであると述べました。 2011年3月11日の震災では、1100人以上の気仙沼市民が犠牲となり、200人以上が今も行方不明となっています。

エマニュエル大使は3月11日、大槌町で行われた震災犠牲者の追悼式で達増拓也岩手県知事とともに追悼の意を表明しました。また、トモダチ作戦がきっかけとなり、米海兵隊と大島住民との間に生涯の友情が築かれたことについて、軍関係者や住民から話を聞きました。

大使は東北訪問を、こう締めくくっています。「米国は、今日も明日も、そしてこれからもずっと、東北の皆さんと共にあります」