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ラーム・エマニュエル駐日米国大使がジョセフ・R・バイデン・ジュニア大統領を歓迎: 大使公邸の一室にミネタ氏の名称を冠し、記念の植樹を行う
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5月 22, 2022

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

ジョセフ・R・バイデン大統領は来日してまず、歴史的な駐日米国大使公邸を訪れました。エマニュエル大使とルール夫人は、自ら大統領を公邸で歓迎しました。

エマニュエル大使は、大統領の公邸訪問の重要性について、「私の親愛なる友人であるジョー・バイデン大統領が、大統領として初めて日本を訪問する際に、公邸にお迎えできることを光栄に思います。大統領とは20年以上のお付き合いがあり、今回大統領としてお迎えすることは、私にとって非常に意義深いことです。この訪問は、基本的なレベルでは日米同盟を強化し、インド太平洋における同盟の保護を、その予測や計画へと関係を進展させるためのものです。さらに、大統領と岸田首相の個人的な友情と絆を深めるものでもあります」と述べました。

大統領出席のもと、大使は公邸の一室をノーマン・ヨシオ・ミネタ・ルームとして披露し、日米関係の強化に果たした日系人の多大な貢献をたたえました。名を冠した部屋の紹介に際してエマニュエル大使は、ミネタ氏の公職における生涯を振り返り、次のように述べました。「彼は日系人初の市長の一人として傑出しているだけでなく、その誠実さと人格を証明するように、民主・共和両党の2人の大統領に閣僚として仕えました。ノーム・ミネタ氏とは、私が新人の下院議員で、彼が運輸長官だった時に一緒に仕事をしたことがあります。ミネタ氏は、シカゴの公共交通機関であるブラウンラインの近代化を実現するため、私を支援してくれました」

命名を記念するバイデン大統領からの証書には、「ノーマン・ヨシオ・ミネタ氏は、日米関係の強力なサポーターであり、日系人社会のリーダーであった。日系移民の息子として生まれ、幼少時の第2次世界大戦では強制収容所に入れられたが、アジア系米国人初の大都市市長となり、その後は20年間にわたり連邦議会で活躍した輝かしい経歴を持つ。アジア系初の閣僚として、民主党と共和党の2人の大統領に仕えた。2001年9月11日以降、ミネタ運輸長官は、第2次世界大戦中の日系人としての経験から、米国の全ての航空会社に対して、民族や宗教によって乗客を差別することを禁じた。2022年5月22日、米国大統領ジョセフ・R・バイデンと在日米国大使館・領事館より、この一室をミネタ氏に捧げる」と記されています。

また、大統領の訪問を記念して、エマニュエル大使とルール夫人は、大使公邸の庭にデラウェア州の桃の木2本とアメリカヒイラギの木1本を記念プレートと共に捧げました。プレートには、「ジョセフ・R・バイデン大統領とジル・バイデン博士の訪問を記念し、ラーム・エマニュエル駐日米国大使とエイミー・ルール夫人がデラウェア州の桃の木を植樹、2022年5月」と記されています。桃の花はデラウェアの州花、アメリカンヒイラギは州木です。バイデン大統領はデラウェア出身であることから、これらの樹木を目にする人々は、大統領の歴史的な日本訪問を思い起こすことでしょう。

エマニュエル大使は、この植樹の意義について次のように説明しました。「公邸には、日米関係を発展させた歴代の大統領や米国の政治家をたたえる木が植えられてきました。この重要な時期にバイデン大統領が日本を訪問することを考えると、本日植樹されたデラウェア州の桃の木とアメリカンヒイラギは、日米同盟に対する党派を超えた大きなコミットメントの一部となることでしょう。今後、桃とヒイラギは根を張り、日米関係の深化を象徴するものにもなっていくでしょう」

過去70年にわたり、以下の記念植樹やプレート設置が行われています。

1958年

日本の政治家、尾崎行雄氏を記念してハナミズキを植樹

1974年

ジェラルド・フォード大統領の訪日を記念する植樹記念プレートを設置

1979年

ジミー・カーター大統領訪日を記念するマイク・マンスフィールド駐日米国大使夫妻による植樹

2002年

ジョージ・W・ブッシュ大統領夫妻の訪日を記念してハワード・ベーカー駐日米国大使夫妻が梅を植樹

2013年

ダニエル・K・イノウエ上院議員を記念するプレートを設置