80周年を祝うIVLPの文化外交
国務省のインターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(IVLP)は、各国の新興リーダーを対象としたプロフェッショナルレベルの交流イニシアチブです。このIVLPが今年、設立から80周年を迎えます。短期の訪問が相互理解を深め、文化的・専門的な結びつきを強化します。
IVLPへの参加者は、世界で22万5000人を超えています。そのうち日本からの参加者は、3800人以上となっています。小説家の大江健三郎や村上春樹のほか、総理大臣経験者では、菅直人、鳩山由紀夫、海部俊樹、細川護熙が参加しています。小池百合子(東京都知事)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長・総長)も同プログラムの同窓生です。
近年の日本からの参加者は、多彩なプログラムにより米国を訪問しています。安全と危機管理の意識を醸成するプログラム、社会環境整備のためのデジタル経済変革技術、革新的で協働的な英語教授法などが例として挙げられます。