2017年度セレクトUSA対米投資サミットの日本代表団が過去最大の参加者を記録

日本代表団128名が政財界の要人とワシントンDCで集結

第4回目となる米国商務省主催 セレクト USA 対米投資サミットが 6月18日~20日までワシントン DC 近郊で開催されました。全体の参加者及び海外企業からの参加も過去最高を記録しました。日本代表団は様々な業界を代表する 85団体から 128名が参加し、中国、台湾に続く3番目に大きい代表団となりました。

最終集計によると、2017年度は過去最高の、64の海外市場から 1,200の海外企業を代表して 3,000人以上が参加しました。展示ホールには51の州と領域から米国中の経済開発局(EDO: Economic Development Organization)担当者 650人が参加し、さらに 26の連邦政府省庁やプログラムが米国政府パビリオンに出展しました。

本サミットは対米投資を検討している世界中の企業と米国の州や地方自治体をつなぐ大事なイベントです。ハイランド臨時代理大使は「米国内で唯一の FDIイベントとして米国全土の投資に関するビジネスチャンスや情報が集約し、何週間もかかかる作業を3日間で効率よく目的が達成できるのが大きな利点です。また、今年はホンダジェット社の社長兼 CEO 藤野道格氏に全体セッションのスピーカとして、米国で事業展開をされた経緯をお話いただき、大変感謝しています。」とコメントしました。

サミットの主催者である米国商務長官ウィルバー・ロスは次のように述べています。「米国で事業拡大のチャンスを見つけるのに最適なイベントです。参加者の記録的な人数はビジネスの進出先として米国が注目されていることを証明しています。今年のイベントの成果として雇用を創出する商談結果をこれからご報告することを楽しみにしています。」

在日米国大使館商務担当公使のキース・カーカムは本サミットにおいて、過去最大の日本代表団の団長を務めました。福田知事率いる栃木県代表団や株式会社栄鋳造所の鈴木社長など、約3分の1は日本からの参加でした。鈴木社長は 2016年3月に姉妹都市プログラムでアイダホ州を訪問し、そこでアイダホ州政府の勧めで同6月のセレクトUSA投資サミットに参加をし、親睦と商談を続けた結果、2017年4月にアイダホ州アイダホフォールズに拠点を構えました。
http://commerce.idaho.gov/press-releases/japan-based-sakae-casting-open-office-idaho-falls/

日本代表団の親睦として初日に MGM リゾート・インターナショナル社が主催し、日本・韓国・台湾代表団向けの歓迎レセプションが開催され、オープンして間もない総合型リゾート(IR)MGM National Harbor Hotel を特別に見学しました。また、最終日は佐々江賢一郎 在アメリカ合衆国駐箚特命全権大使主催のレセプションが公邸で開催され、ロス商務長官も開会挨拶のため出席しました。

*アメリカは世界最大の投資受入国
日本は、英国に次ぐ2番目の対米投資国:対米投資残高 4,140 億ドル(2015年)対米投資成長率(2010-2015 年)においても、日本は 14 位(10%の成長率)で成長し続けています。日本企業の米国子会社は、84万人の雇用を直接サポートしています。また、研究開発費として 790 億ドル、そして 7,870 億ドルの米国からの輸出に貢献しています。これは、過半数所有米国企業の輸出物品の約 18.5%に相当します。
https://www.selectusa.gov/servlet/servlet.FileDownload?file=015t0000000LKSn
https://www.selectusa.gov/servlet/servlet.FileDownload?file=015t0000000LKMu

2年連続で日本貿易振興機構(ジェトロ)の眞銅竜日郎理事がサミットに参加されました。今年は世界中の投資促進機関が成功事例を共有するラウンドテーブルに招待されました。眞銅理事は「昨年に続きセレクトUSA 投資サミットに参加できることを光栄に思います。ご招待頂いたフレッド・ボルカンセック・エグゼクティブディレクター、サミットを運営されているスタッフの皆様の投資促進に対する貢献を称えます。日米双方向の投資拡大に向けてジェトロと米国商務省が協力趣意書を締結したセレクトUSAに貢献できることを嬉しく思います。日本からの対米投資の歴史は、日米関係の歴史そのものと言えます。単に貿易投資の統計、数字で表されているだけではなく、そこには日米両国が力を合わせて企業進出し、雇用を創出してきた深い「絆」が刻まれています。今回のサミットが、その「絆」を再確認するとともに、より強固にする機会となることを心より期待しております。」とコメントしました。

サミットでは企業にとって重要なインフラ投資、税改革や規制撤廃などが取り上げられました。スピーカーはムニューチン財務長官、ペリーエネルギー長官やアコスタ労働長官が登壇しました。また、BMW、Siemens、GEやGMをはじめ、日本市場を代表してホンダジェット社、S&R財団、大塚製薬アメリカにご登壇いただきました。

ロス商務長官は2018年度セレクトUSA 投資サミットは2018年6月20日~22日に開催すると発表しました。