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Global Issues
ウクライナ国旗の色で米国大使館をライトアップ
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3月 2, 2022

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2022年3月2日

ラーム・エマニュエル駐日米国大使のあいさつ

本日は、駐日ウクライナ大使にご出席いただいております。ありがとうございます。

今こそウクライナ国民に対する米国の強い支持を示し、プーチン大統領の正当な理由のない、不当な戦争を強く非難することが我々にとって重要です。

ここは通常、(星条旗の)赤、白、青のための場所ですが、(ウクライナ国旗の)青と黄と、特別な場所を共有しています。ここが、これらの色の新たなホームとなるのです。

国内外の外国公館では、壁や旗竿、そして襟元などに、同じように青や黄が見られます。

この(ライトアップの)瞬間は、オデッサからパレスチナに逃れた家族の孫であり息子である私個人にとって、特に重要な意味を持ちます。彼らはウクライナから逃れましたが、ウクライナは決して彼らを見捨てなかったのです。そして、(ウクライナ)大使と私が公邸で会ったときに、私の家族とウクライナとの関わりをお話ししました。

バイデン大統領は、つい数時間前に行われた初の一般教書演説で、第2次世界大戦後初めて、欧州での地上戦の最中に大統領が演説を行うという世界の注目の中で、米国とウクライナ、そしてウクライナ国民との連帯を強調しました。

ファーストレディの隣には駐米ウクライナ大使が座り、民主党と共和党が一体となりウクライナ支援を表明する米国議会の様子は、ワシントンで反響を呼びました。また、それを世界中が目にしました。

バイデン大統領が述べたように、我々はロシアの嘘には真実で対抗し、侵略には決議で対抗しています。自由世界はプーチン大統領の責任を追及しています。プーチン大統領は、自らの行動により、これまで以上に孤立しているのです。ロシアは尊敬されるどころか、今や非難の的です。スポーツや文化、そして金融から商業に至るまで、世界はロシアに背を向けています。

世界の目がプーチン大統領に注がれていると同時に、我々全員と、我々全員が大切に守っている理想や価値観についても向けられています。

キエフ、オデッサ、ハリコフの街角で人々は、我々が共有する価値観を守っています。そして彼らは、我々全員にも、まさに同じことを期待しています。

我々は、自らの理想と文明世界のために立ち上がっています。プーチン大統領の違法な戦争は許容できません。許容するつもりなどありません。

ウクライナを支援し、ロシアに立ち向かう日本の優れたリーダーシップに対して、岸田首相に心から感謝いたします。

岸田首相は、迅速かつ強力な経済制裁を実施し、欧州の同盟国やパートナーへのLNG支援を約束し、国際エネルギー機関においては石油市場の安定化に向け強力なリーダーシップを発揮しました。岸田首相はまた、日本がこの違法な戦争に反対し、民主的な価値観と原則を共有する立場を世界に明らかにしました。そして、岸田首相の行動のおかげで、もはやヨーロッパの対決ではなく、民主主義国家と独裁国家との世界的な対決になっているのです。

バイデン大統領は、私信で述べているように、岸田首相の大胆で断固たる行動と緊密な連携に大いに感謝しています。我々は共にプーチン大統領の戦争に立ち向かい、我々が信じるもののために立ち上がっているのです。

自由世界の決意、レジリエンス、そして資源は、今日、明日、そして今後も必要とされるでしょう。

ウクライナ大使に申し上げます。米国、日本、ヨーロッパの同盟国、そして世界中のパートナーは、今も、そしてこれからも、ウクライナの地がウクライナ人の故郷となるまで、大使とウクライナ国民を支援します。それでは、(ウクライナ)大使、一言ごあいさつをお願いいたします。