外務省と米国防省教育部(DoDEA)太平洋地区 は、在京米国大使館、在日米国総領事館及び在日米軍の支援の下、地元の日本人学生とDoDEAの学生(在日米軍施設・区域の学校に通う学生)を対象とした文化・教育交流事業を今年も行います。
CONTACT:
外務省
日米地位協定室(担当:渡辺 茉莉子)
sofa-division@mofa.go.jp
DoDEA
トゥヤ ローズンベリー
tuya.rosenberry@dodea.edu
米国大使館
TokyoPress@state.gov
「この交流プログラムを今年も開催できることを、大変楽しみにしています。」と市川恵一外務省北米局長は述べています。「このプログラムは、日米両国の学生が新しい友情を育むことが出来るとても良い機会であり、彼らが日米両国の懸け橋になってくれることを願っております。」
外務省及び DoDEAの交流プログラムは4か所の在日米軍施設・区域において、2日間の日程で実施されます。
プログラムのスケジュールは以下のとおりです。
- 2021年10月2日~3日、2021年11月6日~7日、於:米海兵隊岩国飛行場。
- 2021年10月23日~24日、2022年2月5日~6日、於:米海軍佐世保施設。
- 2021年12月4日~5日、於:米空軍三沢飛行場。
- 2022年1月22日~23日、於:米海軍横須賀施設。
「私たちは、米軍関係者の学生達がグローバルな視点を持つ人として成長出来る機会を提供したいと常に思っています。」とのロイス・ラップDoDEA太平洋地区教育局ディレクターは述べています。「このプログラムにより、DoDEAの学生と日本の学生は、協働や友情を育むことを目的とした場で、交流する事が出来ます。」
各キャンプでは、日米の中高生が多角的に世界を見る視点、他者との違いを受け入れる感性及び問題解決能力を育むことを目的とした実践的なプロジェクトに参加します。
「私はこのプログラムを誇りに思っており、未来の世代に良い影響を与えるものと期待しています。」とジェームズ・ウェロンズ在日米軍副司令官は述べています。「日米間の学生たちの若い時の文化交流は、素晴らしい相互理解をもたらし、この先何年も彼らの経験として残るでしょう。彼らは将来の問題解決を担う人たちです。彼らがお互いに学んだことを友人や家族と共有することで、彼らの繋がりや相互理解が日米同盟にも広がることになるでしょう。日本中の地域社会との間に存在するこのようなホスピタリティと友情は、私たちの同盟をさらに強化させるでしょう。」
本交流プログラムは、在日米軍の健康保護態勢(HPCON)ガイダンスを順守し、安全な環境を保つためにマスクの着用や衛生管理等を徹底して行います。
「学生が集まり、興味・関心を共有し、お互いの文化について学ぶというこの取組を在京米国大使館は強く支持しています。」とカリン・ラング米国大使館首席公使代理は述べています。「全ての学生が文化交流に携わり、留学の機会を検討することを奨励します。こうした経験は相互理解だけではなく、生涯の友を得ることにも繋がります。」