新時代の新たな国家安全保障戦略

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2017年12月18日

「我々の政権の第一の責務は、国民・市民に対するものであり、彼らの要望に応え、安全を確保し、権利を擁護し、価値観を守ることである」。― ドナルド・トランプ大統領

国家安全保障戦略 (National Security Strategy: 以下NSS) の発表は、どの大統領にとっても1つの節目となる。法律で作成が義務付けられた文書であるNSSは、大統領が国民を代表し、自らの国家安全保障に関するビジョンをどう具体化していくのかを、米国民、同盟国とパートナー、そして連邦政府機関に説明するものである。

トランプ大統領のNSS は、何よりもまず「アメリカ・ファースト」(米国第一主義)が、米国政府の責務であり、世界において米国が強いリーダーシップを発揮するための土台であるとの大統領の信念を反映している。NSSは、米国が国内外で誇りと信頼を取り戻すために、大統領が過去11カ月間にとってきた行動に立脚している。

この決意の骨格となるものが以下の4つの死活的な国益であり、この戦略の4本柱を形成している。

  1. 国土と国民、米国の生活様式を守る
  2. 米国の繁栄を促進する
  3. 力による平和を維持する
  4. 米国の影響力を向上する

今回のNSSと4つ重点項目は、道義的な現実主義に復帰するとの考えに導かれている。

この戦略は、グローバルな競争を見据えている点で現実主義的である。国際情勢において力が果たす中心的な役割を認識し、主権国家が世界平和のための最良の希望であると確認し、米国の国益を明確に定義している。この戦略はまた、米国の価値観を促進することが、世界に平和と繁栄をもたらすための鍵であるとの認識を根拠にしている点で道義的である。

トランプ大統領の究極の目的は、我々の子孫に、どの時代よりも強く、優れた、自由で誇りある偉大な国家を残すことである。