アメリカ大統領の一般教書演説―その意義とは?

1月30日、トランプ大統領は就任後初の一般教書演説を行うことになっています。世界中に中継され、多くの人々が視聴する一般教書演説は、毎年1月か2月に連邦議会議事堂で行われ、大統領が過去1年間の成果を振り返り、次の1年の政治課題を説明する機会となります。

一方で一般教書演説は、アメリカの民主主義が機能していることを如実に表すものでもあります。大統領の就任時や国葬を除き、連邦政府の三権の代表(大統領は行政府を、上下両院の議員は立法府を、そして最高裁判所判事は司法府をそれぞれ代表しています)が一堂に会するのはこれが唯一の機会です。

トランプ大統領は就任後わずか1カ月余りの2017年2月28日、初めて両院合同議会での演説をしましたが、これは正式な一般教書演説ではありませんでした。