ドナルド・トランプ大統領とマイク・ポンペオ国務長官の記者会見

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2019年2月28日
JWマリオット・ホテル・ハノイ
ハノイ、ベトナム

トランプ大統領: 北朝鮮に関してですが、我々はたった今、金委員長と別れたばかりです。我々は非常に生産的な時間を持ちました。ただ、我々は何かに調印するにふさわしい時ではなかったと思いました。私も同じ考えでしたし、ポンペオ国務長官もそう感じました。

この件に関しては、ポンペオ国務長官から話をします。我々は文字通り、今しがた会談の場を後にしてきました。今日は終日、金正恩委員長と過ごしました。金委員長はかなりの人物であり、私は我々の関係は強まったと思います。しかし今回、我々にはいくつかの選択肢がありました。我々はいかなる選択肢も使わない決断をしました。今後の成り行きを見守っていくつもりです。

この2日間は非常に有意義な時間でした。実際、非常に生産的な時間でもありました。しかし、時には立ち去らねばならない場合もあります。今回がその時でした。このあたりの事情について、ポンペオ国務長官から少し説明してもらいます。長官、よろしくお願いします。

ポンペオ国務長官: 大統領、ありがとうございます。今回の会談のため私が連れてきた米国チームならびに北朝鮮チームは、両首脳が昨年6月にシンガポールで合意した内容に向け大きく前進できるよう今回の首脳会談にて道筋をつけようと、数週間にわたって努力してきました。我々は真の進展を遂げました。実際、両首脳が会談したこの1日半で、我々ははるかに大きな進展を遂げました。しかし残念なことに、最後までたどり着くことができませんでした。我々は米国にとって最終的に意味のあることにたどり着くことができませんでした。金委員長は、我々が最後までたどり着くことを期待していたと思います。我々は金委員長にさらなる努力をするよう求めました。彼にはそれを行う準備ができていませんでした。

しかしそれにもかかわらず、私は楽観視しています。両国チームが今後再び同席し、問題解決に取り組み続けると期待しています。これは非常に複雑な問題です。最初から申し上げているように、この交渉には時間が必要です。両国チームはお互いをよく理解できるようになってきています。我々は限界がどの辺にあり、どの部分が課題となっているかを理解しています。両国が今後もこの問題に引き続き取り組み、さらに進展させ、最終的には国際社会が望んでいることを達成できると思っています。それは北朝鮮の非核化であり、米国民と世界中の人々に対する危険を削減することです。

もう少し進展させることができれば良かったとは思います。しかし私は、今回の米朝首脳会談の準備段階で見せた進展、そして両国首脳がこの2日間で成し遂げた進展で、両国は大変良い結果を生み出す位置につくことができたと楽観視しています。

トランプ大統領と金委員長は共に、問題解決に向けて進展があったことに満足しています。しかし今回実現すればさらに大きな前進になったと思われる合意に至るまでには及びませんでした。

今後はそうなるよう期待しています。