*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
2023年6月6日
日米同盟は両国の英知を結集させ、双方の国民全てに恩恵を与えるものです。ラーム・エマニュエル駐日米国大使と在日米国大使館・領事館は、語学研修と文化交流のため日本を訪れるスペルマン大学の学生に対して、初となる資金援助を行いました。
6月6日、エマニュエル大使は、スペルマン大学の学生26名と教授2名を招き、歓迎会を開催しました。スペルマン大学は、ジョージア州アトランタにある伝統的黒人大学(HBCU)です。学生たちは現在、城西国際大学で4週間の海外研修プログラムに参加し、日本語、歴史、文化を勉強しています。スペルマン大学では学生の70%以上が何らかの経済的支援を受けており、今回の資金援助により、交流プログラムへの参加が可能となりました。
エマニュエル大使は、「ほとんど米国人にとって、日本で行われる交流プログラムは手の届かないものでした。未来の知日派を育成する多様なパイプラインの整備に向け具体策を講じることは、駐日米国大使としての私の責任です。このプログラムでスペルマン大学と連携できることを誇りに思います。日米はパートナーとして協力し、現在直面する経済や安全保障の課題に対応しています。そして、これから直面する課題や機会に若者が対応できるよう下地を作っていくことも私たちの責任です」と述べました。
ラファエル・ウォーノック上院議員は、「HBCU卒業生が外交官を目指す機会を促進することは、やりがいのある目標となります。モアハウス大学の卒業生、そしてジョージア州選出上院議員として、日本国民がスペルマン大学の学生たちのような優秀な人材と交流していくことをうれしく思います。エマニュエル大使と在日米国大使館・領事館が発揮してくれたリーダーシップのおかげです」と述べました。
スペルマン大学は名門HBCUの一つで、科学・技術・工学・数学(STEM)分野における黒人女性の博士課程進学率で全米屈指の高さを誇ります。城西国際大学は、日本で最も海外留学が活発な大学の一つであり、多くの学生を国外に派遣しています。