COVID-19の世界的大流行に対する米国の支援

*下記の日本語文書は参考のための仮抄訳で、正文は英文です。

米国務省と米国国際開発庁(USAID)はCOVID-19の世界的大流行に対応するため、国際機関および非政府機関(NGO)への既存の拠出金に加え、約5億800万ドルの緊急保健・人道・経済支援の提供を表明している。

米国は東アジアおよび太平洋諸国に対して以下の具体的支援を提供している。

  • ビルマ:COVID-19の感染予防・抑制、症例管理、研究所の体制強化、リスクコミュニケーション、地域社会の関与、水道・衛生サービスと、支援不足に直面している国内避難民キャンプへの支援に、保健衛生支援約410万ドルと人道支援約300万ドルを充てている。この支援は、米国が過去20年間にわたり実施してきた1億7600万ドル以上の保健衛生支援を含めた総額13億ドルの対ビルマ投資とは別枠である。

  • カンボジア:約400万ドルの保健衛生支援は、研究所の体制整備、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の整備、リスクコミュニケーション、事態への対応や備えを行う技術専門家支援など数多くの施策のために使われている。米国は長年にわたりカンボジアに投資を行い、過去20年間で7億3000万ドル以上の保健衛生支援を含む総額16億ドル以上を拠出してきた。

  • インドネシア:約500万ドルには、研究所の体制整備、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の整備、対応や備えの技術専門家支援など数多くの施策を支援する450万ドル以上の保健衛生支援と、40万ドルの人道支援が含まれている。米国は過去20年間で10億ドル以上の保健衛生支援を含む総額50億ドル以上を拠出してきた。

  • ラオス:約350万ドルの保健衛生支援は、研究所の体制整備、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の整備、対応や備えの技術専門家支援など数多くの施策のために使われている。米国は過去10年で約9200万ドルの保健衛生支援を含む総額3億4800万ドル以上を拠出しており、今回の支援はこの長年にわたるラオスへの投資をさらに拡充するものである。

  • マレーシア:20万ドルの人道支援は、マレーシア国内の難民および亡命希望者のCOVID-19対策を支援するために使われる。米国は過去20年間にわたり、360万ドル以上の保健衛生支援を含めた総額2億8800万ドル以上を拠出しており、今回の人道支援は米国の長年にわたるマレーシアへの投資をさらに拡充するものである。

  • 太平洋島しょ国:総額330万ドルの支援は、各国の研究所の体制整備、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の整備、対応や備えの技術専門家支援に充てられる保健衛生支援230万ドルと、リスクコミュニケーション、感染予防と抑制、物流管理、調整などを支援する国際開発協会(IDA)の人道支援100万ドルからなる。米国は過去20年間にわたり52億1000万ドル以上を太平洋島しょ国に投資しており、この10年では保健衛生支援だけで6億2000万ドル以上を拠出した。

  • フィリピン:600万ドル以上の保健衛生支援と280万ドルのIDA人道支援が、研究所・検体輸送体制支援、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の強化に加え、フィリピン人および国際技術専門家の対応・備えにおける支援、リスクコミュニケーション、感染予防と抑制、手洗いと衛生の促進、地域レベルの備え・対応のために使われる。米国は過去20年間にわたり保健衛生支援だけで5億8200万ドル、総額45億ドル以上を投資してきた。

  • タイ:保健衛生支援270万ドル以上が、研究所体制の整備、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の整備に加え、対応・備え、リスクコミュニケーション、感染予防と抑制などの分野の技術専門家支援のために使われる。米国は過去20年間にわたり約2億1300万ドルの保健衛生支援を含む総額10億ドル以上を提供しており、この新たな支援は米国のタイに対する長期支援をさらに拡充するものである。

  • ベトナム:保健衛生支援約450万ドルが、研究所の体制整備、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の整備に加え、対応・備え、リスクコミュニケーション、感染予防と抑制などの分野での技術専門家支援のために使われる。米国は過去20年間にわたり保健衛生支援7億600万ドル以上を含む総額18億ドル以上を提供してきた。

  • アジア地域全体:保健衛生支援80万ドルが、域内政府の研究所の体制整備、症例探索と感染症の発生に繋がる事象等の監視態勢の整備に加え、対応・備え、リスクコミュニケーション、感染予防と抑制などの分野の技術専門家支援のために使われている。米国は域内各国への保健衛生支援に加え、地域全体に2億2600万ドル以上の保健衛生支援を提供してきた。過去20年間に提供した開発などへの支援総額は30億ドル以上にのぼる。

米国政府による直接資金供与に加えて、米国国民も約30億ドルの寄付や支援を提供している。米国の納税者は寛大であり、2009年以降1000億ドル以上の保健衛生支援と700億ドル近くの人道支援を世界中で提供してきた。こうした資金により人命が救われ、疾病に対して最も脆弱な人々が守られ、保健衛生施設も建設され、地域社会や国家の安定が図られてきた。